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調剤薬局の保険請求で使われている通信セキュリティ技術

調剤薬局の保険請求で使われている通信セキュリティ技術

オンライン請求で、請求機関に送るデータは、誰がどんな薬を処方され購入したのかなどの情報を含んでおり、最重要な個人情報です。また、薬局にとっては売上の7割を請求する重要な経営データです。
絶対に、他人に漏れたり、また、情報を書き換えられたりしてはいけない情報です。そんな大切な情報を安全に送るための仕組みが「暗号化」です。今回はインターネットでデータを送ることの危険性と、安全に送るための仕組みについて解説します。

インターネット上を流れるデータは丸見え、嘘つき放題

インターネットは、実際には電話回線などを使ってデータが送られます。データの送り主から送信相手までに電線を1本引いて、その線だけで通信をしていればデータを盗み見られたり、取られたりすることはありません。しかし、インターネットでは、いろいろな回線やコンピュータを経由して、相手先まで届けられます。しかも、インターネットは全てを把握管理している管理者がいるわけではなく、みんなでルールに従ってデータのやり取りをします。

データは、小さなパケット(小包)に入れられ、そこに宛先ラベルが貼られて、隣の人(ルーター)に渡されます。パケットを受け取ったルーターは宛先ラベルを見て、自分宛てでない場合は、また隣のルーターにそのパケットを送ります。それを繰り返しながら、目的のルータまで届けられます。もちろん実際はもう少し効率よく目的地に届くような仕組みになっていますが、原理として単純に「自分の所に届いたパケットを見る」「自分宛なら受け取る。自分宛でなければ隣のルーターに送る」をみんなが黙々と繰り返しています。

そうすると、悪意を持った人は小包の中を見ることができます。実際の小包と違い、勝手に中を覗いても元通りにして、隣の人に渡せば送信者や受信者は覗かれたことに気付きません。さらに、その小包の中身の書き換えてしまっても分かりませんし、宛先や送り主を途中で書き換えてしまうこともできます。つまり、インターネットで受け取ったデータは、もしかすると途中で誰かに、中身を見られているかもしれないし、中身を書き換えられているかもしれないし、送り主のラベルも嘘かもしれません。

 

送り主、送ったデータの中身を守る為の仕組み

中身のデータも送り主も書き換えられると言うことは、例えば保険請求データを送ったときに、途中で請求金額を変えられているかもしれないし、送り主がA薬局からB薬局に変えられているかもしれないと言うことになります。これではとても請求データを送ることはできません。そこで、データが覗かれない、データが書き換えられない、データの送り主を確実に特定できる手段を使われるようになりました。それが、暗号化と証明書です。

暗号化はデータの中身を、送り主と受信者だけが分かる暗号にして送る技術です。途中で本来の受信者ではない人がそのデータを見ても内容が分からない文字の羅列なので内容を把握することはできません。また、暗号化されたデータを少し書き換えたりすると、受信者が暗号を解除(元の文章に戻す)するときに正常に処理できず、途中で書き換えられたことが分かります。

証明書は送り主が、本当にその人であることを第三者機関が証明するものです。事前に証明書を取得して、パソコンに入れておきます。それによりそのパソコン(本人)から、間違いなく送られて来たことが保証されます。実際には証明書と暗号化はセットの方法を使って実現しています。

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